まだまだ寒い日が続きますが、もう三月になりました。つい先日、正月をしたと思っていたのに、あっという間に三月です。この三月につきものなのが、花粉症です。今年は、例年より杉花粉量が多くなるということです。冬が終わり、待ちわびた春なのに、花粉が心配で、大きく手を広げ、胸いっぱいに爽やかな空気を吸い込むことが出来ない春、何か、トホホという感じです。
世の中には、辛い事でも、発想の転換で、楽しめるように考えることが出来る方がおられます。当に、逆転の発想です。私が感銘した、逆転の発想があります。一つは、骨折した女性でした。手の骨折でギプスを巻きました。普通なら、これからの一ヶ月とても不便で不快になると暗い顔をされます。しかし、その方は違いました。この子(ギプス)と一生のうちたった一ヶ月しか過ごせないと思うとこの期間を楽しまなくては、もったいないですね。貴重な一ヶ月を過ごさせて頂きます。と、言われました。私はびっくり仰天でした。こんな言葉が出るとは、思いもよりませんでした。これこそ、逆転の発想です。辛い時、悲しい時を逆転の発想で乗り切る知恵を頂きました。世の中には、このような発想が出来る方がおられるのですね。
も一人の方は、お寺の掃除を姑さんからするように言われて、いやいやしていた方がおられました。でも、ある時、ふと考えを変えて、お寺さんのために、掃除をできる自分は、神様のために掃除が出来、その事は、多くの方に、良い報いとなり、最終的には、自分にも良い結果をもたらすだろう。と、考えつきました。すると、掃除がとても気持ちよく出来るようになったそうです。
逆転の発想は、嫌な事を、好きになる魔法かもしれません。辛い事、悲しい事があれば、その事を逆から見て、もう一度考えなおすと、良い知恵が浮かぶかもしれません。物事を様々な角度から見てみる練習必要だと感じる、今日この頃です。辛い事、悲しい事を楽しい事に変えてみませんか。日本が立ち上がるきっかけが、そこにあるかもしれません。