寒い日が続いています。ここまで寒いと夏の暑さを懐かしく感じます。もう5ヶ月もすれば、また、夏本番となり、冬の寒さを恋しく思うので、毎年毎年同じ事の繰り返しですね。少し前まで、日が暮れるのを早いと思っていましたが、最近は、日暮れが少し遅くなったのを実感できます。日々少しずつ、季節は動いています。
我々を取りまく社会も少しずつ変化をしています。変化の方向は、分かりませんが、同じ場所でとどまってはいません。変化の方向を決める因子の一つに、想いの力があると思います。大きな力で想うと、その願いが叶う方向に動く気がします。一進会を利用して頂く方々や職員にとってより良い一進会になれるよう、大きな力で願い、努力したいと思います。
お正月にお寺参りをした際、住職さんから、ありがたい言葉を頂きました。今日はその言葉を紹介したいと思います。
「和顔愛語」という言葉です。やさしくなごやかな顔でやさしく愛のある言葉を使いましょう。という意味のようです。一進会の基本理念に、笑顔がありますが、和顔も魅力的な言葉です。やさしい顔をみると、心がほっと落ち着きます。住職さんの説話では、お釈迦様がお連れ様と町を歩いていると、赤の他人より、数々の暴言を言われたそうです。お釈迦様は、その方にやさしく微笑み、通り過ぎて行きました。お連れの方がお釈迦様に、なぜあんなに根も葉も無い事を言われたのに、その事は事実ではないと、言い返さなかったのですか。と尋ねました。お釈迦様は、言葉の毒は、へびの毒のように、相手を倒してしまう力があります。そして、その毒は回り回って、いつか自分の所に帰ってきて自分を苦しめます。だから、相手からきた毒に、毒を返すのではなく、やさしく毒をいなしてしまえば、両方とも助かるのですよ。と話されたそうです。相手を傷つける言葉より、相手が和やかになる言葉を、和やかな顔で話しましょう。そうすれば、住みやすく良い社会になるでしょうとのことでした。
まごころと笑顔、それに和顔愛語を深く想い、努力し、一進会に来れば、癒されるとか元気になれると言われる存在を目指したいです。