三月、日本にも春がやってきます。寒くて長い冬というトンネルをくぐり抜け、大地からも枯れた木々からも緑がもどってきます。毎年、今年の冬は寒かったと思います。私の記憶の中にも暖かい冬だったなという記憶はありません。結局、いつも冬は寒く、夏は暑いものなのでしょう。日本には四季があり、そのお陰で、暑さや寒さを体験出来、心地良い時期をより一層味わうことができます。暑さ寒さは快適のスパイスだと思います。
今回は幸福のレシピを紹介します。このお話は、元旦にお寺の和尚様にお聞きしました。
幸福になるためには、三つの条件が必要です。この話は、英語の研究論文にあり、証明されているそうです。
まず、第一は「現在にこの社会で生活している」ということです。家の中に引きこもっていても幸福は訪れません。
第二は「親切である」ことです。現実に、人にも動物にも植物にも親切で有る人には幸福になって欲しいと思うし、幸福になる資格があると思います。
第三は「今を頑張る」ということです。例えば、面白くない講義に出ても、その講義を頑張って聞くことが重要だそうです。眠たい授業を一生懸命に聞くと、幸福になる可能性が有ります。嫌な仕事でも、その時を頑張る人が幸福に最も近い人になれるようです。嫌な事、辛い事、面白くない事、だるい事があります。このような事を頑張ってやる人が、幸福に一番近い場所にいるのです。
先日、そうじゃ吉備路マラソンがありました。日々こつこつと走っていたから完走出来たと思います。ただ、当日は、雨が降る中でのレースとなりました。しかし、走る直前から雨がやみました。これも、毎日頑張ってきたお陰で、幸福な事だと思いました。いざ、レースが始まっても、苦しい時が、何回も何回もやってきました。そんな時、嬉しかった事、楽しかった事を思い浮かべると、苦しいことがふと楽になりました。体はへとへとでも、苦しみぬいた後のゴールは格別で私にとってはとても嬉しいことでした。
私は、目標を持ち、毎日苦しい時を目標達成のために頑張るから、幸福がやって来ると思います。幸福のレシピには第四があり、第四は「目標」を持ち、目標に向かって努力する事だと思います。
幸福のレシピは第三までですが、より現実に幸福をつかむには、第四が必要だと思います。さあ、今年は目標を持ち、目標目指して今を頑張り、その結果として幸福をつかみましょう。