四月となりました。今年は寒い日が続いたため、桜の開花が遅れています。日本では桜とともに新しい学年や生活が始まるため、多くの人の胸中には桜に対する特別な思いがあるのではないでしょうか。その四月入学を東京大学が九月入学に変更するというニュースを聞き、残念な気持ちになりました。世界と勝負するためには致し方ないことかなと思いますが、少しもやもやした気分が残ります。入学式が桜から秋桜(コスモス)に変わる日がくるのでしょうか。今は秋桜の中の入学式は想像できません。
一進会では毎年恒例の一進会大会で、本年は職員に川柳を読んでもらい、一進会を利用して下さる患者さん、利用者さんに投票してもらいました。(ちなみに昨年の一進会大会は一文字大賞でした。)ウィキペディアに「川柳(せんりゅう)は、五・七・五の音を持つ日本語の詩の一つ。口語が主体であり、季語や切れの制限もない。字余りや句跨りの破調、自由律も見られる。同じ音数律を持つ俳句とともに、俳諧すなわち俳諧連歌を源とする。」とあります。サラリーマン川柳を見ると納得できますね。五七五の言葉の中に今の気持ちを面白く、皆に納得してもらえる表現で句を作ることが出来る日本語、日本語はすばらしいです。この川柳を全職員に出してもらい、投票の結果、上位3名の句が選ばれました。上位の句は院内に掲示され、一進会新聞にも発表されると思いますので、是非機会があれば見て下さい。なるほど。と思える句の数々です。
今回はこの紙上?をかりて、私が選ぶベスト3を発表したいと思います。
1 ドキドキが 恋と思えば 不整脈
この句を見て単純にすごくいい句だなーと思いました。
2 招き猫 財布の中で ねむってる
財布の中に入っている招き猫は昼寝して仕事をしていないようで、想像すると、とてもかわいいです。
3 税よりも 取って下さい 体脂肪
とっても面白い句ですね。第二弾、三弾が見たいです。
ちなみに私の句は
一進会 えがお いっぱい あふれてる
でしたが、他の句と比べると、とても平凡な句でした。あとから思うと、
一進会 えがお おっぱい あふれてる にすれば良かったかなと思います。
下品で失礼しました。
最後に当院受付姫の旧姓そうださんの結婚式で私が読んだ句を披露して今回を終了したいと思います。
そうださん 結婚すると 患者へり 以上。