暦の上では大雪となり、日々冷え込みが強くなってきました。今年は、インフルエンザはまだ猛威をふるっていませんが、感染性胃腸炎で下痢や嘔吐をする方が増えています。昨年は、新型インフルエンザが大流行し、たくさんの人が危機感から、こまめに手洗いやうがいをしていましたが、今年は、インフルエンザ危機がないためか、手洗い、うがいが励行できていないようです。その結果、感染性胃腸炎が流行しているのかもしれません。病気は予防が重要です。そのために、手洗い、うがいをお願いします。
一進会のメンバーとともに蒜山マラソンに参加すべく、練習を重ね、ついにマラソン当日になりました。不安と緊張を胸に、蒜山に着いたところまで、先月報告しましたので、今月はその続きを報告します。
10kmのエントリーを済ませ、皆で写真をとりながら、くつろいでいると、次第に「完走できるのかな?」と不安がこみあげてくる。皆に気づかれると恥ずかしいので、ストレッチ体操をするポーズをとっていたが、何回も尿意をもよおす。そんな中、偶然、以前の同僚や、久しぶりの知人と出会い、蒜山マラソンの懐の深さをしみじみ感じた。マラソンしていたら、きっと良いことがある。と、実感しつつ、気分も次第に落ち着いてきた。
5kmスタート前。一進会の美女チームがスタートラインの先頭に並ぶ。黄色いTシャツがかわいい。しかしスタート直後、後ろからやってきた人達の波に飲み込まれてしまったが、皆、好タイムでゴールし、疲れた表情ながら、達成感に浸っている様子だった。
とうとう、10kmのスタートが近づいてきた。一進会の職員が作ってくれた鉢巻を締め、スタート地点に向かう。たくさんの人でごったがえしていたため、後ろの方に並んでいると、いつのまにかスタートの号砲が鳴った。しかし、前がつかえて、一向に動く気配なし。しばらくして、やっと動き始める。体力温存のため、ゆっくり、ゆっくり走れと自分に言い聞かせながら走り始めた。今日は、新発売の・・ゲルを試す。1km地点で、いつも痛む膝が痛くない。効果あり。2km地点で一進会のかわいい応援団が横断幕を持って声援をくれる。この時は力倍増しペースが上がる。しばらく走ると、折り返してきた選手とすれ違う。余裕の表情で声をかけたりしてくれた。ここで、折り返し地点までもう少しだと誤解しペースを上げる。しかし、走れども走れども折り返し点が見えない。ここでやっと、折り返して来た選手は、ものすごく早いプロ級の選手だと気づく。遅かりし。大分ペースが上がってしまった。でも、足は大丈夫。ここで、息が続くまで走ってみよう。今までより、早く走ろうと決断。限界目指して一直線。帰りも一進会のかわいい応援団の声援を受けるが、エンジンが燃え尽き寸前で、足が前に出ない。後ろから60歳台の方に抜かれた。まだまだ、負けるわけにはいかぬと一度抜き返すが、足が重くて前に出なくなり、また抜かれてしまった。ゴール直前でも、声援を受け、少しだけペースを上げるが、その後、ゴールまでが、長いこと長いこと。へとへとになりやっとゴール。息も絶え絶えに、振舞われた水を飲みながら、蒜山の山々を見あげる。雄大な山々を見ながら。自分にこの一年良くやったとほめてやった。来年もまた、この山々を見にやって来よう。一回り大きくなっている(太るわけではありません)であろう自分に会おう。と誓った。何ともいえぬ、すがすがし気分を味わいました。
以上で蒜山マラソンの報告を終わりますが、自分にとって、走るという新しい趣味ができました。これからも、読書、風呂掃除、ジョギングと三つの趣味を三本の矢として、一進会同様三本の矢で頑張って行きたいと思います。