風かおる5月と言いますが、私は花粉症で鼻がむずむずする5月となりました。今年は春でも寒い日が続き、ゴールデンウィークはどうなるのかと思っていましたが、5月らしい爽やかな気候となり喜んでいます。ゴールデンウィークはどこに行っても混雑するため、毎年大掃除をすることにしています。天気が良く、何よりです。
院長独語もお陰様で一年を迎えることができました。・・・独語なのでお陰様というのもおかしいですね。何事も継続するには努力が必要です。しかし、継続していれば、慣れもでてきて、努力や労力が最初の頃より少なくて済むのも確かです。これからも、『初心忘れるべからず』で、独語を続けていきたいと思います。
その『初心』ですが、辞書には初志:最初の気持ちとあります。当院も新しくなり、1年半が経過しました。今、客観的に見て最初の気持ち、志が、最初ほど熱くない自分がいました。日々の仕事に流されて初志が少しずつ薄らいでしまったようです。『慢心』とは辞書で、おごり高ぶる心とのことです。日々日常の慣れが慢心を引き起こしたようです。
では、慢心をおさえ、初心を持ち続けるためにはどうすれば良いのでしょうか?ことわざに臥薪嘗胆(仇を討つために長い間苦心や苦労を重ねること。転じて、目的を果たすために辛苦に耐えて努力すること)とあります。初心を忘れず、目的を達するためには、薪の上に寝、熊の苦いきもをなめるなどの苦労を重ねて初心を忘れないようにしなければならないのでしょうか?
確かに、努力は必要だと思います。しかし、努力や苦労だけでは長続きしません。そこで、ハタと思いついたのは、チャレンジすることです。毎日、毎日チャレンジして、1日の終わりに今日を簡単に振り返る。チャレンジの内容は簡単な事で良いと思います。毎日できる事にチャレンジして、お風呂で今日の自分を振り返り、そして、明日につなげる。臥薪嘗胆はできなくても、毎日のチャレンジはできそうです。私の場合はまず『笑顔』から始めたいと思います。新しい毎日に笑顔チャレンジ開始です。そして、慢心を防ぎ、初心を忘れないよう心がけようと思います。