今年の冬は寒いですね。温暖化が叫ばれ、昨年の暑い夏の日々のことを考えると、冬も暖冬だろうと考えていたのですが、見事に覆されました。2月の大寒波は九州や四国まで雪覆われ、久しぶりに日本列島雪景色を見ました。ただ、晴れの国岡山県南は降雪が無く、助かりました。でも、私が小学校の頃は(もう半世紀前になりますが)通学時に凍った小川に石を投げたり、水溜りにできた氷を割ったりしながら、寒いけれど楽しみながら通学できました。しかし今は、寒さを楽しめる余裕はありません。「春よ来い、早く来い」という心境です。
今年の冬、「ぎゃー」と叫ぶ事件がありました。
「ぎゃーその①」。今年の冬は寒いです。その夜、私はぐっすり眠っていました。しかし、ゆっくりと尿意を感じるようになりました。眠たいし。寒いし。布団から出たくない気持ちでいっぱいでした。そんな中、眠りをまどろんでいたら、とうとう我慢の限界がやってきました。寒くて眠い中トイレに行って、腰をかけた瞬間「ぎゃー」と叫んでしまいました。何と、便座が冷たく凍っていたのです。一気に目が覚めてしまいました。よーく考えると、節電のため、節電タイマーをオンにしていたことを思い出しました。お尻が冷えると心が震えることを学びました。
「ぎゃーその②」。今年の冬は寒いです。その夜、私はぐっすり眠っていました。すると、また尿意を感じるようになりました。やはり、布団の中でぎりぎりまで粘っていました。とうとう我慢の限界がやってきて、渋々トイレに向かいました。頭の中で、便座の節電タイマーはオフにしたことを思い出しました。これで、今日は座っても温かいと寝ぼけながら考えていました。トイレに腰掛けた瞬間、「ぎゃー」と叫んでいました。前回よりもっと大きな声で。何と、便座を上げたまま腰掛けたのです。座る予定の位置で体は止まらず、もっと下までお尻が落ちていきます。重力に抗うことは出来ません。私のお尻はお水にダイビングしてしまいました。これぞ本当の「ぎゃー」です。今思い出してもゾッとします。この状態からどうやってベッドに生還したかはご想像にお任せします。
この冬、私の学んだことは、「節電も大事だが、お尻はもっと大事」ということでした。春が待ち遠しいです。