今の気持ちを一句。「走っても ゴール見えない コロナ走」。
「朝タン」とは朝から痰が出て困る。と言う意味ではありません。「朝からタンパク質を食べよう」と言う意味で使いました。そもそも、タンパク質とは何ぞや。タンパク質はアミノ酸から成り筋肉の主成分となります。1日に必要なタンパク質は男性で約65g、女性で約50g程度です。年齢や仕事内容により必要量は異なりますが、おおむね標準体重をgに直した値です。体重65kgの方は65gのタンパク質が1日の必要量となります。でも、1日に65gのタンパク質を摂取するのはなかなか難しいです。
朝は食パンとコーヒーだけとか、朝は食べない方も多くおられます。すると、1日に必要なタンパク質を昼と夜で摂取することになります。ステーキなら昼と夜で250gづつ、納豆なら昼4パック夜5パック程度食べることになります。これはちょっと苦しいですね。朝からタンパク質を摂るようにすると、1日の摂取量を楽に摂れるようになります。
では、なぜ朝からタンパク質が必要なのでしょう。①「体内時計が整い、良質の睡眠が得られます。決まった時間に目が覚め、決まった時間に眠たくなります。」アミノ酸の一つのトリプトファンは摂取するとセロトニンと呼ばれるホルモンに変化し、夜にはメラトニンに変化します。このメラトニンは自然な眠りを誘います。②「筋力の低下を防ぎます。」夜寝ている間にエネルギー不足になっています。朝からタンパク質を摂ることで、筋肉の萎縮を防ぎ、朝から動ける体になります。③「ダイエット効果があります。」タンパク質の消化する時に、GLP1と言う食欲を抑える物質が出ます。また、筋肉があると消費カロリーが増え痩せやすい体になります。④「やる気を出すドーパミンや心を落ち着かせるセロトニンが分泌され、朝から仕事に集中できストレス無く仕事ができる準備ができます。」以上のように、朝からタンパク質を摂ることで、朝からしっかり動けて、1日の終わりには心地よい睡眠が待っています。
朝からタンパク質を摂るために欠かせないのが、牛乳です。牛乳にはタンパク質の他カルシウムも含まれるので、是非毎日飲んで欲しいです。あとは、定番ですが卵です。目玉焼き、茹で卵、卵焼きと料理法も多彩です。和食なら、豆腐や納豆も魅力的です。でも、今日のおすすめは、かまぼことちくわです。旬の魚を使ったかまぼこやちくわは魚が苦手な人も朝から摂取できるタンパクです。かまぼこやちくわを活用して、朝タンラ イフを始めましましょう。