令和元年の夏は酷暑でした。体温より暑い日が続き、体調を壊す方が多くおられました。最近は体温の低い方が多く、低体温の方は尚更ご苦労があったと思います。これだけ暑いと、どうしても冷たい飲み物や食べ物が欲しくなります。暑くて食欲が無いと、喉越しの良い冷たい物を食べたり、飲んだりする機会が増えてしまいます。しかし、冷たいものを摂りすぎると食欲が低下し、ますます悪循環になってしまいます。
冷たい物を胃に入れると、胃も筋肉で出来ているので、筋肉がキュート固くなって動けなくなってしまいます。胃が動かないと、食べた物が胃に停滞するため空腹感が無くなり、食欲がなくなります。食べないとエネルギー不足になり、動けなくなります。特に、クーラーの効いた部屋でずっと過ごす人は内臓の冷えすぎに注意が必要です。暑いところで働いている方は別として、クーラーの下、家で過ごす時間の多い方や受験生の方は味噌汁でも良いので食事の時に温かい物を一品は摂るようにして下さい。まず、温かい味噌汁で胃を温め、胃がよく動ける状態にしてから食事をすると、体も喜びます。晩酌のビールも良いですが、食前酒として少量の温かいお酒も夏を元気に過ごすコツかもしれません。ちなみに私はいつも熱く仕事をしているため、最初はビールです。暑い残暑を元気に乗り切りましょう。
昨年の7月に起こった西日本豪雨災害では岡山市や真備町に信じられない災害をもたらしました。今まで、岡山は災害に強い地域だから大丈夫と勝手に思い込んでいたため、本当にびっくりしました。岡山は災害に強い?いえいえ、災害が来ると手も足も出ない災害弱者でした。
岡山が災害に弱い事を自覚させられた、西日本豪雨災害からはや一年過ぎました。自分の中でも、あの災害はずっと以前の出来事のように感じていることに気付くことがあります。災害は岡山であれども、絶対にやってくるものとして、備えいく必要を再確認しました。「備えあれば憂いなし」です。日頃から、災害に備えて、3日間過ごせる水と食料、避難時に持ち出す物の準備、地震の時の家具の倒壊防止の固定、避難場所や経路の確認、家族との連絡方法や待機場所の確認などできる事を少しずつやっていきましょう。