新年明けましておめでとうございます。平成29年が始まりました。昨年は日本でも多くの災害がありました。世界では自国民による対立や闘争、テロ事件と、かけがえのない地球に住む人間同士が傷つけあっています。また、治療法のないウイルス感染などが蔓延し、宇宙の流れが明らかに人間に対し敵意を持っているように感じます。人間という種族が地球の一員として、自分達だけの繁栄では無く、地球が穏やかで健やかになるように努力しなければならないのかも知れません。宇宙船地球号の行く末が心配です。皆で地球を救えるような一年でありますように。
一進会では今年から地域包括ケアシステムの一環として、一進会独自のケアシステムを構築していきたいと考えています。地域包括ケアシステムとは何だ?と思われる方も多いと思います。簡単に言えば、認知症や体の状態が悪くなっても、今住み慣れているこの場所に住み続けることが出来るようにするための仕組みです。今住んでいるこの町、知り合いやご近所に友達がいるこの場所で、出来るだけ生活し続ける方策です。
ただ、国の方針では、中学校区を単位として仕組みを作ろうとしているため、学区の端の地域ではサービスを受ける際、学区単位でのサービス提供に不具合が生じる可能性があります。当院も福浜中学校区と岡輝中学校区に隣接し、福浜中学校区は南区、岡輝中学校区は北区となり、サービス提供が分断されてしまいます。
そこで、この不具合を解決するため、一進会独自のケアシステムを構築しようと考えました。一進会を利用して下さる方のために医療、介護を含め、隙間の無いサービスを提供したいと思っています。その第一弾として、気軽に介護相談の出来る居宅介護支援所を開設する準備に入りました。この地域に住む方々が出来るだけ、大好きなこの町に住み続けることが出来るようにお手伝いしていきたいです。NO.1にならなくても良いので利用して下さる方にとってオンリーワンになれるよう頑張りたいです。
最後になりましたが新年を迎えるにあたり、今年一年が一進会を利用して下さる方々にとって、また一進会にとって、良い年になること祈願申し上げます。