酷暑の夏、豪雨の夏、台風の夏が終わり、季節は秋となりました。西日本は亜熱帯地域になったかと思えるような暑い夏でした。チベット山脈の氷河が崩落するなど、酷暑が世界を覆たような気がします。地球温暖化が原因なのでしょうか。人間同士が戦争などしている場合ではなく、もっと地球のことを考える時ではないのかと思います。
ビタミンという言葉を聞くと、何となく体に良いもののように感じてしまいます。ビタミンとは人間が生きていくために欠かせない栄養素です。エネルギーにはなりませんが、体の調子を整える潤滑油のような働きをします。体内では作れないか作れても少量のため食べ物からとる必要があります。ビタミンは全部で13種類です。水溶性ビタミンはB1、B2(リボフラビン)、B3(ナイアシン)、B5(パントテン酸)、B6(ピリドキシン)、B7(ビオチン)、B9(葉酸)、B12、ビタミンCの9種類。脂溶性ビタミンはA、D、E、Kの4種類です。水溶性ビタミンはたとえ大量に摂取しても余分なものは尿から排泄されるため、とり過ぎによる過剰症の心配はありません。これに対し脂溶性ビタミンは大量に摂取すると体内に蓄積され過剰症を起こす可能性があります。
そもそも、ビタミンはどうやって発見されたのでしょうか。大航海時代に乗組員が皮膚や歯肉から出血を起こし死んでいった病気が壊血病です。この壊血病は柑橘類を食べることで防げることが分かりました。そして、スコットランドの医師ジェームズ・リンドが、ビタミンC欠乏が壊血病の原因であることを発見しました。多くのビタミンは難病解決の過程で発見されています。人類の繁栄とビタミン発見は切っても切れない縁があります。
ただ、現在の医学ではビタミンに関してあまり熱心に研究していません。ビタミンに関しては厚生労働省より摂取基準量が示されていますが、ビタミンCで言えば、壊血病にならないための量と考えた方が良いと思います。あくまで、食事から摂取するための量です。厚生労働省の基準ではビタミンCの摂取量は1日に100mgですが、サプリではC2000タケダなど2000mgまで内服できるものが発売されています。ビタミン剤は安価に製造できるため、製薬会社がビタミンの研究に力を入れなかったことも理由にあるようです。しかし、最近は多くの医師がビタミン効果を訴える本が発売されています。本当にビタミンを多量に摂ると体に良いことがあるのでしょうか。
水溶性ビタミンは、余剰分は腎臓から尿として排泄されるため、腎機能が正常で脱水が無ければ安心です。人類は柑橘類や野菜などを食べるようになったことでビタミンCの合成が出来なくなりました。犬や猫は柑橘類を食べなくてもビタミンC合成能力があります。物理学者の三石巌先生はビタミンCの必要量を2〜20gとしています。食事での必要量が100mgなので20〜200倍になります。ストレスや疲労時に大量消費され、余ったものは尿から排泄されるとすれば、腎機能が正常ならば特に心配いらない気がします。そこで、私はC2000タケダを毎日3錠(1000mg)内服して体に変化が起こるか試してみることにしました。次回はビタミンCの効果をご報告します。








