皆様明けましておめでとうございます。河合家のトイプードル「ソラ」です。ご無沙汰して申し訳ありません。皆様お元気でお過ごしですか?私は昨年末から体調不良でひどい目にあいました。
昨年末の12月中頃、お母さんが庭にお花を植えるための肥料をまいていました。その肥料と砂を混ぜるとふわふわの土になり、近づいてクンクン匂うと、良い香りがするではないですか。お母さんが見ていない隙に、「ここ掘れワンワン」状態に砂遊びをしました。土がふわふわで掘り進むと何とも言えない良い匂いがそこら中に漂っています。まるで、鳥の唐揚げが砂の中に埋まっているような匂いでした。私は匂いに釣られて、そのふわふわの土を鳥唐揚げと思い食べてしまいました。あの油の匂いがたまりませんでした。その日は特に問題無く過ごしましたが、次の日からお腹が痛くなり、吐き気がありました。そうするうちに、大量の下痢が「ビュー」と噴水のように出るじゃありませんか。お腹も痛いし、生きた心地がしませんでした。次の日から下痢に血が混じるようになり、出血性腸炎の状況となりました。人間なら、腸管出血性腸炎の代表であるo-157が考えられますが、私にはわかりません。多分、唐揚げの匂いの元は肥料の油粕で、私はそれに当たっただと思います。食い意地が招いた地獄です。お父さん、お母さん、お姉ちゃんが毎晩交代で下痢の処置をしてくれたことを本当に感謝しています。ただ、お母さんが出血の状況を見て、「ソラがこのまま亡くなっても、私は悔やまないわ。」と言ったのを聞いて、私は「死んでたまるか、ここで根性を見せてやる。」と心機一転、闘病を開始しました。美味しくない動物用ポカリスエットを我慢して飲み、脱水を克服しました。4日ぐらいで出血が止まりましたがまだ下痢が続きます。食欲はありませんでしたが、こんな時しかもらえないチュールを「チュール、チュール、ワンチュール」と歌いながら食べました。すると、急に体に元気がみなぎり、5日目に腹痛は治まり、元気に回復できました。
元気になると今度はお腹が減ってきました。もうチュールはくれません。お腹が減ってたまらない時に、机の下で伏せっていると、上から父さんが食べたりんごのかけらが落ちてきました。私は目にも止まらない速さで、りんごをキャッチし、一気に飲み込みました。最高に美味しかったですが、その夜また下痢に見舞われました。結局、完治には10日ぐらいかかりました。
今回の反省は落ちているものは食べないようにすることと、しっかり治るまで養生することです。ただ、美味しいものはどうしても食べたいですよね。これは永遠のテーマですね。皆様、今年もよろしくお願い致します。