新年明けましておめでとうございます。
昨年の1月から新型コロナウイルス感染症に悩まされ続けてはや1年が過ぎようとしています。今年も新年からコロナ禍は続いています。早く、終止符をうちたいものです。今まで、どんなに猛威を奮った感染症でも必ず終息しています。ゴールは必ずあり、あともう一息だと言い聞かせながら、今年1年過ごしたいと思います。オリンピック開催とコロナの終息が現実しますように。合掌!
コロナ禍での生活で心がネガティブになっている方も多いと思います。自分の仕事や今後の生活は大丈夫だろうか。とか、学生の方なら入学試験がどうなるのだろうか。東京の大学に行きたかったけど、今の状況なら諦めないといけないのだろうか。とか、不安要素がいっぱいあります。不安は増えれば増えるほど心の負担が大きくなります。不安は心を曇らせます。曇りが増えれば、心が冷え込んでしまうかもしれません。
人は心が曇ると、曇りを磨いて曇らないようにしようと自動的に掃除を始めます。心配が多ければ多いほど曇っている面積が大きくなり、掃除にも多大な努力を要します。その時、スッと簡単に曇りが取れる、特別の掃除道具があれば重宝しますよね。
そんな特別の道具はなかなか手に入らないとお思いでしょうが、ちょっとした、心がけで見つけることが出来ます。その道具は様々です。人によって違います。心に活気を与えてくれるものや、ほっとさせてくれるもの、すっきりさせてくれるもの、感動させてくれるもの、ニッコリさせてくれるものなどです。例えば、感動した映画、好きなアーティストの写真集、入浴、ストレッチ、大声で歌う、愛読書など、自分にとってホットできるものを曇り掃除の道具として自覚して持っておくことが大切です。
ネガティブな思いで心が曇ったと思ったら、掃除道具を取り出して、嫌な思いを掃除すると心は晴れ晴れします。この時に心をいつも完全に曇りをなくしておこうという完全主義をやめ、曇っても良いから、小さな晴れ間を作っておくぐらいで過ごしたいです。ただ、小さくても晴れ間を作る努力は自分でしなければなりません。自分がどんなことで、活気や安らぎやホットできるかは他人には分からず、自分しかわかりません。自分の心を見つめて、心と向かい合うのに、このコロナ禍は良い時かもしれません。自分の心を俯瞰し、自分の道具で疲れた時に、心に小さい晴れ間を作ってみましょう。きっと楽になれると思います。