新型コロナウイルス感染症の影響で我々の生活は、色々な場面で大きく変化してしまいました。3密を避けるため、友人との会食や宴会が出来なくなってしまいました。この調子なら今年は忘年会も無く、秋祭りや餅つき大会などのイベントも開催が難しい状況だと思います。コロナウイルスの出現は全世界に未知との遭遇をもたらしました。この窮地から立ち直るにはコロナウイルス自体をよく知り、これまで積み上げたデータを紐解き、無闇に怖れるのではなく、正しく怖れ、感染防御しながら新しい楽しみを見つけることが必要になります。皆で正しく立ち向かえば、必ずコロナ禍は収束します。ちょっとした楽しみを見つけてもう少し頑張りましょう。ちなみに私の楽しみは、ペットの宙(そら)に遊んでもらうことです。
先日、母校の小学校の運動場を見てびっくりしました。「遊具」が無いのです。すべり台も鉄棒もジャングルジムも雲梯も。遊び時間が待ちどうしく、授業終了のチャイムが鳴ると同時に駆け出して遊んだジャングルジムや鉄棒が無く、どうやって遊んでいるのか不思議になりました。
調べてみると、ハザードレベル(危険性の水準)3の遊具は使用中止になっているようです。中止の判断基準になっているのは、遊具メーカーでつくる日本公園施設業協会が設けたハザードレベルで、死亡事故や重度な障害につながる恐れがあるハザードレベル3に該当するものは使えなくなったようです。
考えてみると私の小学校時代は45年以上前になるので、その頃の遊具が残っていたら、老朽化して使えない代物になっているのが当たり前で、撤去されているのが当然だと思います。ただ、その代わりとなる新しい遊具が無いのは寂しい限りです。小学時代に遊具で危険を伴うような遊び方をよくやっていました。高学年の先輩が鉄棒や雲梯でやっていた危険な技をやってみようと恐怖心を持ちながらトライして、出来た時の楽しさもありました。今の子供たちには、その楽しみは無いのですね。
今の子供達は、放課後どうやって遊んでいるのでしょうか。コロナのこともあるので、家でゲームする子が多いのかな。「健全な肉体に健全は精神が宿る」と言われますが、今の子供たちの将来を心配するのは私の老婆心なのでしょうか。現代はeスポーツが盛んになっています。「スポーツ万能選手」の意味は、どんなゲームでも出来る人と理解される時代になると健全な子供はどこにいるのか心配になります。