新年明けましておめでとうございます。(この文章を令和元年12月末に読まれた方は新年を迎えた気分になってお読み下さい。)令和元年は、良い事や悪い事を含め多くの出来事や禍があり、アット言う間に終わってしまいました。多くの方が歳を取る度に時間の進行が早くなると言われますが、本当にその通りだと思います。消費税が10%になり消費の落ち込みの話題や75歳以上の外来窓口負担が2割になるかもしれないなど暗いニュースが先行する令和2年ですが、日本中が元気になるイベントがあります。そうです。2020、東京オリンピックです。日本選手の頑張りで日本がワンチームになれる催しがオリンピックです。日本選手頑張れ。そして、日本頑張れ。
令和2年には、医学の進歩も期待出来ます。二人に一人が癌になる時代ですが、癌の早期発見は癌治療の中でも大変重要になります。早期癌はほぼ完治可能だからです。血液検査や尿検査で癌を発見出来る技術がもうすぐ完成しそうです。この検査が保険診療になると、今後の癌検診のあり方自体が変わるかもしれません。しかし、医療の進歩は期待できるものばかりではありません。医療技術が神を超えようとする分野もあります。それが「ゲノム編集」技術です。ゲノム編集とは「生命の設計図」とされるD N Aの狙った場所に切れ込みを入れ、特定の遺伝子を働かなくしたり、別の塩基配列で置き換えて新たな機能を持たせる技術のことです。昨年、中国でゲノム編集技術でヒトの受精卵の遺伝子を改変し双子が生まれたと報道されました。これは正に、生命操作であり、神の領域の技術だと思います。人間の手で人工的に遺伝子を換えることは、太古から着々と進化して現在に至った人間そのものが、人間の手で違う進化の道を進み始めることになるかもしれません。
最近、アレルギー症状を持つ方が急増しています。私も最近体中が痒くて困ることがあります。私が子供の頃には、今ほど、食べ物アレルギーやアレルギー性皮膚炎の方は多くいませんでした。現在は植物の相次ぐ品種改良、特にゲノム編集技術で遺伝子を改変した農水産物が多くなっています。干ばつに強い品種とか害虫に強い品種、強いては血圧を下げる成分の入ったトマトなどが作れる時代になりました。神が与えてくれた物以外の食べ物を食べていると、どこかで歪みが起こりそうな気がします。アレルギー症状もその一つではないのかな?と考える今日この頃です。
昔からある食べ物を食べることが体の健康には一番良いと思います。お正月は、おせち料理とお雑煮。これが日本の伝統食です。令和2年は伝統食を食べ元気な体で過ごしたいです。元気な体になるには、笑いも大事です。大いに食べて、笑って、今年が良い年になりますように。一進会は今年も笑顔と元気を皆様にお届けしたいと思います。今年も宜しくお願い申し上げます。