令和元年も、はや12月を迎えました。今年は多くの災害や酷暑があり、大変な令和元年となりましたが、そんな中で行われた、天皇陛下のご即位の礼は日本国民に新しい願いと明るい将来を現実できるのではないかという希望を抱かしてくれました。11月10日の天皇陛下のご即位を祝うパレードでは多くの方が沿道から天皇陛下や皇后様を和やかな目で見つめておられました。そんな、大事なパレードの日に河合外科内科が50周年を迎えました。そんな記念となる日に第5回岡山マラソンも開催されました。
第4回岡山マラソンに落選した失意の最中に行われた、当院忘年会の腰振りゲームに、歳を考えずに頑張った結果、今まで体験したことの無い腰痛になってしまいました。腰痛はひどく、夜も眠れない日が続き、町内餅つき大会のあった日曜日に、餅つき大会をさぼり、自分で自分の紹介状を書き、K病院を緊急受診しました。結果は腰椎椎間板ヘルニアでした。
仕事が終わってからのリハビリと内服を続けていましたが、なかなか痛みは改善せず、焦る気持ちもありました。今年は丸亀ハーフマラソンと吉備路マラソンに参加して、良いスタートダッシュをする予定でしたが、両方とも参加出来ず、無為な日々を送っていました。最終的にはゴールデンウィークを利用して手術をするしかないかなと思っていた矢先に、何と、痛みがやわらいできました。それが3月の末頃でした。しびれは残りますが、痛みは薬の内服をしなくても良いほど改善しました。
ただ、左脚の筋力低下はひどく、左足首が上に上がらない状態でした。4月からは仕事が終わると、病院のエアロバイクで汗を流しました。そのかいあって5月には少しづつ筋力がつき、少しづつ走れるようになってきましたが、以前のような走り方は出来ません。自分に合った走り方を手探りで探しました。色々な本を読んでは試しの繰り返しでしたが、うまくいきません。そこで、走るためだけの筋力をつけるという考えを捨て、体全体を鍛えることにしました。そこで始めたのが体幹のトレーニングです。辛いトレーニングですが、少しづつトレーニングをこなしていくと、6月頃からゆっくり走れるようになってきました。そして、第5回岡山マラソンに当選。色々ありましたが、腰痛が体を見つめ直す良いきっかけになりました。
11月10日、即位を祝うパレードの日であり、河合外科内科の50周年記念日であり、第5回岡山マラソン当日、何か良い予感を持ってスタートラインに立ちましたが、結果は散々でした。調子に乗り、10月に6時間リレーマラソン、吉備高原マラソン、蒜山マラソンとよくばって走ったため本番で疲れてしまいました。でも、今年を振り返ると完走出来ただけでも上出来です。頑張れば救われるということを身をもって感じました。
来年はもっと体幹を鍛えて、少しこつを掴みかけてきた、「広背筋で走る」を実現したいと思います。本年は多くの皆様と職員に支えられて頑張ることが出来ました。心よりお礼申し上げます。来年はもっと笑顔を皆さまに届けたいと思います。