春4月、日本では新しい学年や仕事の始まりです。岡山では気候的にも桜がその新しいスタートに花を添えるようにエールを送ってくれます。緊張で硬くなった体や心が、桜の花によりほぐされて、体も心もにっこりしてきます。
この4月1日より、サービス付き高齢者向け住宅「花の里」と看護小規模多機能型居宅介護施設「たんぽぽ」がオープンします。完成内覧会には多くの方に来て頂き、皆様に感謝すると同時に皆様の期待に応えるべく、サービスの向上に向け職員一同頑張っております。桜の花の中でオープンした「花の里」、「たんぽぽ」が桜の花と同じように、皆様の体や心をにっこりさせる施設にしたいと思っています。これからも宜しくお願い致します。
2月25日、総社吉備路マラソンに参加しました。大会直前に腰を痛め、モチベーションも低下してあまり練習できませんでした。
大会当日は不安であまり眠れず、朝4時ごろには目が覚めてしましました。不安は「天候」と「完走できるか」でした。今回、超雨女の〇〇さんが参加を取りやめたためか?、雨は降りませんでした。これで一つの難関は突破できました。〇〇さんに感謝しつつ、午前10時30分にスタートしました。
自分でも感じることですが、私の体は燃費が悪いようです。少しパワーを出すとすごく燃料を消費してしまいます。あまり練習出来ていないため、体が重く、重い分だけ、エネルギーの消費量が多く、持っていた食料を予定より早く消費してしまいました。
そんな中、30キロを過ぎ、坂道に差しかかった時でした。急に両足の筋肉が引き攣り、走れなくなってしましました。道端でストレッチしてやっと歩けるようになりましたが、走ることができません。今回は残念ながらリタイヤになるかも。と暗い気持ちで考えながら、とぼとぼ歩いていたら、おにぎりを用意しくれたボランティアの方がおられました。このおにぎりを一口頬張り、モグモグ噛み締めると、お米の美味しさが一粒一粒から弾けるように伝わって来ました。お米の香り、なんとも言えない甘さ、大げさですが、飲み込んだ米を胃で吸収するのが分かりました。おにぎり、美味しい!なんと、三つも頂き(周りの方は一個でした。)、口に頬張りながら歩いていると、足の痛みが取れ、また走れるようになったではありませんか。お米の力はすごいです。身体中に力が漲っていく感じがわかりました。お米の力で、なんとか完走できました。燃費の悪い日本者(車)ですが、燃料はやっぱり米でした。米の力で体が動き出したことに、走りながら感動し、涙が出てきました。日本人の魂は米であることを実感した一日でした。マラソン後は、焼肉とビールで燃料を超満タンにしたことはいうまでもありません。この次も頑張りたいと思います。