新年明けましておめでとうございます。平成30年が始まりました。平成も残すところ後2年ですが、来年5月に年号が変わるため、どっぷりと平成に浸ることが出来るのは今年が最後です。昨年は地震や台風、豪雨など、規模の大きい災害が多く、その上猛暑に見舞われ自然の力に脱帽した年でもありました。この事は、地球は人間のものでは無く、地球の中の一生命体として人間が存在することを改めて教わる良い機会になったと思います。
その人間はミサイルで他国を攻撃したり、宗教の違いで戦ったり、EUやTTP、G7の地球温暖化対策などを自国のために離脱したりしています。自分だけが良ければ良い。自国だけが良ければ良い。同一民族だけが良ければ良い。地球に住む人間という種族はこのような考えを持ち、地球を自分たちが支配しているかのように思えてきます。
このような状況になると、地球も黙ってはいないと思います。かつて恐竜が全盛期を迎えた後滅びたように、地球の真理に背く種族には天罰があるかもしれません。天災や人間にとっての疫病(エボラ出血熱や鳥インフルエンザなど)により増えすぎた人間の淘汰が始まるかもしれません。
ただ、人間の利点は「古きを温め新しきを知る。」を知っている点です。過去から学びそれに対処することが出来ます。地球の声を聴く耳を持ち、皆で地球の声に真摯に向かい合っていくことが大事だと思います。そのためには、人間同士が温かい心を持ち人種を越えて協力していかなければならないと思います。我々の乗る宇宙船地球号が自爆しないためにも、各国、各宗教、各民族の協力が必要で、皆なで温かい心を持って取り組めば良い結果が出ると思います。
一新会も今年は地域包括制度の一端を担うべく、看護型小規模多機能施設「たんぽぽ」、「ひまわり」、通所介護施設「なの花」、「かわい居宅介護支援所」、「かわい訪問看護ステーション」、サービス付き高齢者住宅「花の里」の開設準備におおわらわになっています。この施設が地域の方にとって心温かで安心出来、ずっとこの地域に住める礎になれば良いな。と思います。そのためには、職員にも温かい気持ちを持ってもらい仕事をしてもらう事が大事になります。温かい気持ちを持って働いて、初めて温かいおもてなしが出来ると思います。職員をはじめ利用者の方々が温かい年になれるよう、今年一年努力して行きたと思います。