平成29年6月となりました。今月が終わるともう平成29年は、半分が終わってしまいます。今年の春は重い花粉症の方が多くおられました。また、暑さと寒さの差が激しく、体調を崩された方もおられました。この時期多くの方が疲労感やだるさ、モチベーションの低下を訴えられますが、今年は特に多かったように思います。体がまだ暑さに対応出来ていない状態の時に、暑さに負けてしまうようです。どうか、寒暖の差に対応出来るように、こまめに服装や冷暖房を使い分けましょう。
「母の日」はアメリカ人のアンナが亡き母を偲び、母の好きだった白いカーネーションを教会で配ったのを機会にアメリカ全土に広がり、母を敬う日にしようと1914年5月の第二日曜日を母の日と定められました。その後母の日は世界全土に広まっています。日本でよく贈られる赤のカーネーションの花言葉は「母への愛」だそうです。
それに比べ、「父の日」の認知度は低いようです。1909年にアメリカ人のソノラ・スマート・ドットが男手一つで自分を育ててくれた父を讃え牧師にお願いして、父の誕生月に礼拝をしてもらったことがきっかけだと言われています。ただ、アメリカで父の日が制定されたのは、1966年で、正式な国の記念日となるのは1972年で母の日から遅れること58年でした。世界的に母の日は5月の第二日曜日が多いですが、父の日は6月の第三日曜日の国もあれば、8月の台湾、2月のロシア、3月のイタリア・スペインと世界的にもバラバラです。(あるだけでも喜ぶべきかもしれません。)
母の日に比べ地味な父の日です。世間一般的に、母の日はカーネーションを買ってプレゼントし外食するなど非日常的な感じがします。それにひきかえ父の日は、その存在さえも忘れ去られている場合が多いような気がします。現代における家での父の地位と同じでしょうか。母は偉大です。考えてみれば、夫婦共働きの現代、母は外で働き、食事や家事をこなし、子育てまで頑張っています。こんなお母さんに父親は頭が上がりません。父の日があるだけでもラッキーです。
ただ、心の中で、次回の国政選挙で父の日と母の日を統合して「父母の日」を作りましょうと公約してくれる人がいたら、一票投じたいです。
みなさん、「父の日」を忘れないでね!