寒い日が続きます。でも暦は3月となりました。今年の冬は寒かったですが、もう終わりです。「春が来た」と早く言いたいです。しかし、今は「春が来た」=「花粉症が始まった」になってしまいます。「今、春が来て君は綺麗になった‥.」と言う歌詞が流行ったのは遠い昔になってしまいました。あの頃、春には花粉症が少なかったのでしょうか。
「若い頃は痩せていたのに、今は何も食べていないのに、空気を吸うだけで太ってしまう。」という方が多くおられます。そんな方は足や腕はそんなに太くないのに、お腹だけがポッコリ出てしまったような体型が多いように思います。どうして、こんな体型になったのか?不思議に思われる方も多いと思います。小、中学校の時スリムで運動が得意だったあこがれのA君が40年後の同窓会ではポッチャリ型になっていて、びっくりした。という方もおられると思います。この中年太りの原因に「基礎代謝量」があります。
ポッチャリの原因は、中年になるとたくさん食べるためでは無く、むしろ若い時より食べる量が少なくなっているのに、太る方が多くおられます。人が生きるために必要な最低限度のエネルギーを基礎代謝量といいます。運動しなくても、心臓が動き、肺で呼吸し、脳で体を制御し、全身の細胞を維持するためのエネルギーです。成人ではおおむね、一日に1500-2000キロカロリーが必要となりますが、そのうち筋肉が消費するエネルギーは25%あります。1500−2000キロカロリーで375−500キロカロリーになります。中年になり運動をしないと筋肉量が減ります。特に若い頃運動をしていて、中年になり運動をしていない方は筋肉量が極端に減ってしまいます。筋肉量が減るということは、筋肉が消費していたエネルギーが減ります。中年で運動をしなければ、特に若い頃からの食事量がいっしょでもカップヌードル一個分のエネルギーが余っていることになります。言い換えれば、毎日カップヌードル一個を余分に食べていることに等しいです。これが、何も食べないのに太る原因です。
人は年をとるにつれ、筋肉が減り、消費されるエネルギーが減り(基礎代謝量が減り)、同じ量を食べると余ってしまい、脂肪として蓄積され、中年太りになってしまいます。これを防ぐにはどうしたら良いか?この答えは、みなさんがご存知の通り、運動することです。しっかり運動して、タンパク質を摂り、筋肉をつけることが大事です。しっかり運動して、しっかり食べ、心も体も元気になるためには、楽しい運動、楽しい食事が大事です。一進会ではマラソン大会参加の後は皆で楽しく、ビールと焼肉で基礎代謝を上げています。基礎代謝量を上げたいあなた!一進会で一緒に働きませんか?