平成28年も師走を迎えました。今年の私の目標は時間を攻めるというものでした。この目標には、公的なものと、私的なものがありました。公的なものとしては、これからの一進会の方向についてでした。私的な目標は、昨年より良いタイムで岡山マラソンを完走することでした。自分的には、スタッフのお陰で両目標がある程度達成できたかな‥•と思っています。自分では来年が重要な年となります。着実なジャンプに向けてステップ出来る年になればと思います。
今年一年、スタッフに負担をかける時期もありました。でもその時期を一緒に頑張ってくれたスタッフに感謝し、一緒に新しい年を迎えたいと思います。
今年5月岡山マラソンの県民枠に落選した時は、目の前が真っ暗になりました。今年の私の目標が5月で終わるなんて‥•。自分の中では11月に岡山マラソンを走ることを前提に目標を定めていたので、茫然自失状態でした。6月に全体枠の当選葉書が来て、何となく運命を感じ、このマラソンに自分の将来を賭けてみようと漠然と思うようになりました。
そうは言うものの、7月8月と暑い日が続き、思うように練習が出来ない日々が続きました。もどかしい日が続く中、10月初めの吉備高原マラソンで左足の肉離れを起こしました。なかなか回復せず、焦って練習をすると、また痛くなるという悪循環の連続でした。ここで、気持ちを切り替え、毎年参加している蒜山高原マラソンでタイムを気にせず、楽しんで走ろうと気持ちを切り替えました。タイムは散々でしたが、久しぶりに楽しく走る事が出来ました。この時、「岡山マラソンも完走目指して、楽しく走れればよいかな」と思っていました。
岡山マラソン当日。以前、厳しいコースの吉備路マラソンを美味しく楽しく走ろうと用意した「スポーツ羊羹」で、塩分不足になり肉離れを起こした痛い教訓から、塩分の補給だけはこまめに摂ろうと決意しスタートしました。完走目的のはずでしたが、沿道で応援してくれるスタッフの応援が、私のハートに火を付け、今年の目標達成と自分の将来を賭けてみようと思いました。もうダメか、と思った時にくれる、スタッフの応援。これが、私の足を楽にし、42.195kmを昨年より少しですが早く走る事が出来ました。スタッフのお陰で、目標を達成出来たと言っても過言ではありません。この目標達成は自分の自信となり、来年からの私を「より元気にしてくれる」と思います。
今年一年、至らない私を温かい心で見守って頂き有り難うございました。来年はより多くの方と出会い、笑顔と温かい心を持って頂けるよう頑張りたいと思います。皆様にとって良い年が来ますように!