なんと、ペンギンが空を飛んだそうです!!!ペンギンも進化し空を飛べるようになりました。まさに、仰天ニュースでした。
これは、2008年、イギリスのBBC放送が放送した、エイプリルフールのニュースです。今日から4月です。4月はエイプリルフールから始まります。皆様の周りにも仰天ニュースがあったでしょうか?
私は中学1年生の夏、アメリカのアイオワ州のウオーリングフォードという街でスターウオーズの「新たなる希望」を見ました。その夏、私はアメリカの家庭にホームステイしていました。
当時、ラボパーティという英会話スクールに所属し(私は英会話には興味無く、子供が集まって、騒げることを楽しみに通っていました)、そのスクールから、中1の夏、アメリカにホームステイする事になってしまいました。当時のアメリカは魅力的で、想像では毎日コーラとビーフステーキというイメージでした。ホームステイ先が決まり、渡米する飛行機の機内食でビーフかチキンの選択を迫られた際、これからは毎日ビーフだから、ここはチキンでいこう。と迷わずチキンを選びましたが‥•。
ホームステイ先は牧師さんの家で、子供は12人兄弟、私はちょうど真中あたりの年齢でした。英語がほとんど分からないレベルでの出発でしたが、子供の適応力は偉大で、すぐ生活に順応できました。残念なのは、毎日ビーフではなく、毎日アイオワコーン(とうもろこし)でした。アメリカの穀倉地帯に位置し周りはほとんどコーン畑です。毎日ビーフの夢は儚く消えていきました。
そんな中、同世代の友達には恵まれ、仲間がすぐできました。子供はすごいです。国語としての英語は分かりませんでしたが、彼らが話す会話は自然と理解できるようになりました。彼らと遊んでいる時、ある事件が起きました。
ボール投げをして遊んでいる時、彼らが私に「タコ、タコ」と言うではありませんか。私は、日本を侮辱されたと思い、「タコ」と言った友達を投げ飛ばしました。(当時は剣道で鍛えた体がありました。)すると、まわりにいた少年達が、「君は素晴らしい選手だ。」と誉めてくれました。振り返ると、この遊びがアメリカンフットボールで「タコ」は「タックル」だと分かりました。気付くとアイオワで私は日本初の偉大なアメリカンフットボール選手になっていました。そんな友達と見た「スターウオーズ」は出だしからびっくり仰天で、映画の素晴らしさを学びました。今でも、とんがりコーンを食べると、アイオワを思い出します。三つ子の魂百までとはいいませんが、今もチキンよりビーフが好きです。次回はアメリカ続編の予定です。
4月、楽しいエイプリルフールに楽しい花見、入学、進学、就職と行事が目白押しです。平成28年の4月はどんな月になるでしょうか。