ひと雨ごとに秋の気配が少しずつ、少しずつ近づいてきていますが、暦は確実に時を刻み、もう9月となりました。
私は小学校3年から中学3年生まで剣道のスポーツ少年団(清輝スポーツ少年団)に入っていました。その少年団が主催する剣道大会が9月15日(祝日法改正前の敬老の日)にありました。夏中練習に明け暮れ、緊張と厳かな気持ちで当日を迎えたのを今でも昨日のように思い出します。あの時の練習は本当に苦しかったです。今、競技が変わりマラソンになりました。マラソンも苦しいです。続ける理由が、体が苦しさを求めているからでしょうか、それとも昔味わった苦しさが懐かしいからでしょうか、自分でも分かりません。あらためて体の不思議さを感じます。でも一番の続ける理由は苦しんだ後にくる達成感がとても気持ち良いからだと思います。清輝大会があった9月、私にとって、ど根性の月です。
毎日朝仕事場に来てする事があります。自販機でトマトジュースを買い、仕事前に味わいながら飲み干します。この朝のトマトジュースが今の元気の源になっています。私が毎日飲むのはキリントマトジュースです。はっきり言ってこの味が好きです。その味なのですが、毎日飲んでいる同じジュースなのに、毎日、味が違います。生産日が4月か7月のものがほとんどですが、私は個人的に4月産の方が好きです。甘みが少し強い気がします。
毎日のトマトジュースですが、材料がトマトと少量の食塩です。この食塩の量が絶妙です。イタリア料理店で冷たいスープとして出されても違和感を感じません。
しかし、この味が日々、少しずつ変化するのです。例えですが、中学校の時に部活動が終わった後、給食で余った牛乳を支給され、飲んだ時甘くて美味しいと感じた方はおられませんか?そうなのです。体の状態で味は変わってくるのです。
疲れていて、食事を摂る時間もない時はとても甘く感じ、塩分を取り過ぎた後はしょっぱく感じ、体の状態が良い時には、程よい甘みとうまみを感じます。トマトジュースの美味しさは程よい甘みとうまみだと思います。日本で言う出汁のようなうまみがあります。
甘いだけのジュースとはひと味違うトマトジュース。体のバロメーターになるだけでなく、リコピンによる抗酸化作用(活性酸素による体の錆び付きを防ぐ働き)も期待出来ます。さあ、あなたも、トマトジュースを毎日飲んであじがわかる上に体の状態もわかる男(女)になりませんか。