平成26年2月23日、吉備路マラソンがありました。天候に恵まれおだやかな一日となりました。何とか完走できましたが、最後は足ががくがくで、何とかゴールまでたどりつきました。今後も精進が必要です。
平成22年4月からジョギングを始め、今年の4月で丸四年が経過しました。最初は、一進会の皆で蒜山マラソン出場を目標に少しずつ走り始めました。その頃、1km走ると、膝はがくがく、息はアップアップでした。結局、蒜山マラソンの10kmにエントリーしましたが、最長10kmを一度走っただけで本番となりました。でも、大会とは魔物で、普段以上の力を出せ、完走出来ました。
それ以来、今までずっとなぜか走っています。今後も多分走ると思います。最初の頃は、何とか距離を伸ばそうという思いで走っていましたが、その後はタイムが気になり、それなりに努力をしましたが、タイムは縮まりません。今は、タイムも関係なく走っているのが現実です。
では、なんで走っているのでしょうか?一人で走って楽しいですか?つらくないですか?と、よく質問されます。全然、つらく無いです。
仕事上、空調の効いた部屋で一日中過ごしています。天気や気温にも無頓着に過ごす日が多くあります。そんな生活の中で、唯一、自然を感じる事が出来る時間が走っている時です。寒い冬は、北風を頬に受け、かじかんだ手の寒さを感じ、春には、大地の芽吹きや桜の華やかさを見る事が出来、夏には、草いきれを感じ、吹き出す汗と暑さに閉口しながら、秋には、一気に遠くなった空を見上げ、秋の雲を見ながら走っています。自分の足で走るスピードが車で見る風景とも、歩きながら見る景色とも違い、匂い、音、景色がちょうど良い具合にミックスされ五感で自然を感じることが出来ます。決して、スポーツクラブのジョギングマシーンでは感じる事の出来ない感触です。その五感が研ぎ澄まされた環境でもう一つ大切な事があります。それは、自分の心との対話です。走って自然と一体になりながら疲れてくると、自分の中の本当にピュアな自分の心というか、本音に出会う事が出来ます。辛いとか、苦しいとか、楽しいとか、隠す事の無い自分の心を見る事が出来ます。
季節や自然を感じ、本当の自分に会うために走っています。走る事により、今まで知らない自分を発見できました。自分探しをしたいと思っている方がいましたら、私は、外でのジョギングをおすすめします。四季を感じながら、新しい自分に逢ってみたいと思いませんか。さあ、みんなで、レッツジョグ。