平成25年も半分が終わり、暑い夏がやってきました。夏は暑いという事は昔から分かっていますが、蒸し蒸しとして芯まで暑くなってしまうと、熱中症となり生命的危機をはらむ危険があります。無理せず、しっかり給水を行い、涼しい所で過ごしましょう。
先日小学校の卒業文集を読み返す機会がありました。私の文集は、小学校6年生の時、図画の時間に自分で表紙の絵を書き、表題を各自で自由に決める事ができました。私の表題は「小学時代」で読み返したら顔から火を吹くような内容でした。
私は、昭和48年に岡山市立福浜小学校に入学し54年に卒業しました。小学校の時は毎日が楽しく、小学校が大好きでした。家のご飯はあまり欲しく無いのに、給食は大好きでした。多分、クラスメートと勉強し、一緒に食べることが楽しかったのだと思います。
文集のなかに、昭和53年のニュース欄がありました。日本寿命世界一(男72.69歳、女77.95歳)、葉書料金20円、大平内閣発足などがありました。各地で地震や干ばつ、大雪、大雨があり、自然災害は今とあまり変わらない感じです。「サイガイ日本をサイワイ日本へ、日照りと大雨、地震に大雪。それを越えて生きていくのが人間です。」とありました。今も昔も、我々はサイガイに遭い、それを、皆の力で乗り越えてきたのだと痛感しました。
文集の内容を少し紹介します。「大人になって大スターになり小学生、中学生の時の友達をおどろかしてやりたい。でも、何かするときは最初がかんじんだという。だから、小学校、中学校の時の生活や思い出を土台に未来に向かって旅立って行きたい。」と書いていました。恥ずかしです。
でも、今がその未来です。残念ながら、大スターにはなっていません。しかし、小学校や中学校での体験や経験は今の私の土台になっていると思います。あの頃があるから、今がある。今思えば小学校の頃の思い出が自分の基礎になっていると思います。
毎日忙しい日が続きますが、ちょっと、自分の過去を振り返ってみるのはどうでしょうか。昔の自分に会う事が出来ます。しばし、昔の自分と対話することができます。ただ、恥ずかしくて、暑い夏がもっとホットになるかもしれません。卒業文集を見るときは、熱中症予防のために大量の水分を用意することをおすすめします。