明けましておめでとうございます。平成24年がスタートしました。昨年は未曾有の大震災に加え、原発事故と日本を叩きつけるような出来事がありました。今なお、そのダメージから立ち直るには至っていませんが、日本にとどまらず、世界中から日本の復興に、多くの方々が協力してくれました。宇宙船地球号はまだまだ健在だと確信しました。宇宙といえば、日本の小惑星探査機「はやぶさ」が浪漫と根性と奇跡を携えて地球に帰って来ました。また、日本人宇宙飛行士の古川聡さんが長期宇宙滞在を終え無事、地球に帰還しました。驚いたことに、日本人宇宙飛行士は現在までに8人しかいません。青い地球から宇宙に出て行くには、まだまだ時間を要するようですが、日本の乗る宇宙船地球号は日本人船長により宇宙に乗り出す日が来ると信じています。その日のために、日本という国がアイデンティティを持てる国になる事を期待します。
昨年の一進会の目標は「きらっと輝く一進会」でした。私は、職員一人一人が本当に頑張ってくれたおかげで、この目標を達成することが出来たと確信しています。一人の力ではとても叶う事が出来ない目標でしたが、皆の力で達成できました。職員の皆さんの力と努力には感謝しています。有り難うございました。個人的にも目標とした、ハーフマラソンを完走でき、嬉しい一年でした。
今年の目標は抽象的ですが「一進会のアイデンティティ確立」を目指したいと思います。私もそうですが、職員全員がアイデンティティを持ち仕事に臨む事で、自分の仕事に誇りと楽しみ、成長などの飛躍ができるのではないかと思います。私自身、初心を忘れず頑張りたいと思います。
最近ある出来事があり、私を悩ます事があります。平凡に過ぎる日々、実はこの平凡さがものすごく大事であることに気付きました。何気なく過ぎる時間、何も変わらない日常、何も変わらず過ぎる時間というのは、変わった後に、ものすごく大事であったと気づきます。平凡な日々は健康であるから続くのだと言う事を医師でありながら、気づく事ができませんでした。一期一会。言葉では分かっていますが、平凡な日常では忘れがちです。平凡な日常があるからこそこの言葉が必要だと思います。最近、多くの方から、「時間が経つのが早い」とか「あっと言う間だった」と言われます。この事を裏返せば、その間は健康であまり大変ではない日常を過ごせたと言う事ではないでしょうか。何気なく過ぎる、この時間を大事にする必要があると感じた元旦でした。
最後になりましたが、今年一年、一生懸命頑張る所存です。何卒、宜しくお願い致します。