2月、岡山では一番寒い季節となりました。新型インフルエンザ騒動は一段落しましたが、寒さが続くため、風邪をひく方が多くおられます。手洗いとうがいに加え部屋の加湿をお願いします。仕事上、私は風邪の方に接する事が多いため日常少しだけ気をつけている点があります。まず一つ目は、寝る時タオルを首に巻いて、のどを冷やさないようにしています。のどを温かくして血行を保つことで風邪をひきにくい状態になっているようです。二つ目は、毎朝一番に熱いお湯に溶かした葛根湯を飲みます。体が温かくなり、活動しやすくなります。・・・そうは言うものの、この冬もやはり風邪はひきました。風邪をひいたらやはり早めの治療が良いと思います。2月に入り、嘔吐下痢症も急に増えてきました。家族全員が嘔吐下痢症で苦しんだ家族も目立ちます。ノロウイルスは嘔吐物や下痢の後始末の際に感染しやすいので使い捨ての手袋を使い、薄めたハイターなどで拭き取って下さい。症状が出たら、脱水にならないよう水分摂取に努め、早めに医療機関を受診しましょう。
今回は非常に恥ずかしいのですが、私の悩みについて書きます。この悩みは二十歳の頃からずっとありました。たぶん、今のままでは死ぬまでずっと悩むのかも知れません。
中学生の頃、二十歳は大人で考え方も大人の考えをするのだろうなと漠然と思っていました。しかし、二十歳になっても中学の頃と考え方があまり変わりません。三十歳になっても中学のまま、四十歳になっても成長がありません。確かに年をとると、年相応の礼儀や対処や対応、教養、知性などは年々成長してきました。しかし、心の「核(真ん中)」のようなところは中学生の頃のままなのです。最近、年をとる度に、このまま心の核は発達障害で終わるのではないかと不安になります。私は成長するのでしょうか。「三つ子の魂百まで」という言葉があります。私の心の核は魂なのでしょうか。魂なら成長しないで良いのでしょうか。
孔子の言葉に「吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順がう。七十にして心の欲するところに従って、矩を踰えず。」とあります。孔子は年毎に成長しています。五十で天命を知るまで成長しています。この成長があるから孔子であり、凡人とは違うということでしょうか。
恥ずかしい悩みを書いてしまいました。でも、人間は年とともにどうやって心が成長するのかとても興味があります。自分では、もっともっと成長したいと思います。どうしたら成長できるのでしょうか。新しい年が来るとまた一つ年をとり、ふとこの悩みが湧いてきます。孔子に少しでも近づけたらと思います。