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河合外科内科
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平成30年7月1日 院長 河合俊典
『ACP(アドバンス・ケア・プランニング)』

 最後の時の事を終末期と呼びます。終末期では、意識の低下や認知症のため、自分の意志が伝えられない場合があります。終末期の方がどのような治療を望んでいるか分からず、家族や医師が悩む場合があります。尊厳のある終末期を迎えるためには、生前からあらかじめ、治療などの希望やどのような最後を迎えたいかを考え、書き残すことが大事になります。これがリビングウィルであり、「生前指示書」と言われています。

 この指示書には決まった形式はありません。公正証書による尊厳死宣言でも良いし、ノートでも良いと思います。公正証書を作成する場合は全国約300カ所の公証役場に連絡して日時を予約する必要があります。相談は無料ですが、作成手数料と謄本代が必要になります。

 その内容ですが、受けたい延命措置(心臓マッサージや人工呼吸機、胃ろうからの栄養補給、点滴、痛みをとる治療など)、前もって相談した家族の名前(続柄、連絡先)、かかりつけ医療機関と医師名(主治医)、最後を迎えたい場所、旅立った後の事、家族への想いなどを記す必要があります。

 リビングウィルを書いた後に大事になるのが、「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」です。ACPとは何?「終末期の治療やケアにつて患者さん・家族・医療従事者があらかじめ話し合うこと(転ばぬ先の杖)」です。リビングウィルを確実に実行するためにACPが重要な鍵となります。

 ACPで大事なのが、かかりつけ医です。ACPの始まりは、特に難しいものではありません。高血圧の薬をもらいにかかりつけ医に行った時、診察が終わった後「先生、(私の)最後の時は、延命治療せんでええからな。」と一言いうことでACPが始まります。簡単です。何かあれば、そのかかりつけ医を中心に家族やケアチームで患者さんにとってより良いACPを提供できると思います。

 そんなこと言ったって、かかりつけ医ではない病院でACPが始まったらどうするの?これはもっともな質問です。そんな場合でも心配ありません。リビングウィルを書いたノートさえあれば大丈夫です。かかりつけ医に連絡すれば、これまでの患者さんの思いや希望をかかりつけ医から現在の主治医に伝えます。ACPの時、大事なのはそのノートです。私はそのノートを家族に宛てたラブレターだと思っています。

 さあ、より良い最期を迎えるために、かかりつけ医で簡単なACPと家族に向けたラブレターを書いて見ませんか。
※別ウィンドウで開きます。
▼2018年度バックナンバー
『リビングウィル』平成30年6月    
『いろいろなおはなし』平成30年5月    
『お米の力』平成30年4月    
『アクセント』平成30年3月    
『私の赤っ恥』平成30年2月    
『温かい年になりますように』平成30年1月    


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